
カボチャあんの作り方が知りたいなぁ

カボチャあんにどんな効果があるの
このような方に読んでいただきたい内容です。
ホクホクとした食感と優しい甘さのカボチャは
幅広く料理やスイーツに使われています。
そんなカボチャを砂糖を使わずに麹菌で発酵させることで
カボチャのあんを作ることができます。
カボチャあんの効果と作り方を紹介いたします。
カボチャ=パンプキン❓
カボチャの種類は『日本カボチャ』『西洋カボチャ』『ぺポカボチャ』
の3つに大別されます。
- 日本カボチャ 煮崩れしにくい特徴がるので懐石料理などに使われる
- 西洋カボチャ 一般的に流通している
- ぺポカボチャ 園芸用の品種が多い
パンプキンはペポカボチャの一部の果皮がオレンジ色のものを指します。
カボチャは漢字で『南瓜』の英名は『スクワッシュ』であり
パンプキンはぺポカボチャの一部であり
カボチャ=パンプキンではありません。

カボチャの栄養素と効果
カボチャを食べることで期待できる効果
- 免疫力がアップする
- 美肌効果
- 整腸作用
西洋カボチャ(100g当たり)に含まれる栄養素
栄養成分 | 含有量 | 推奨摂取量 |
エネルギー | 76kcal | 2000kcal |
炭水化物 | 20.6g | 320g |
ビタミンA | 330μg | 700μg |
ビタミンC | 43㎎ | 100㎎ |
ビタミンE | 4.9㎎ | 5.5㎎ |
カリウム | 450㎎ | 2000㎎ |
炭水化物(食物繊維:3.5g、糖質:17g) :糖質と食物繊維を合わせたもので糖質は身体を動かすエネルギーで食物繊維は便通を促す効果がある。
ビタミンA(レチノール活性当量):βカロテンは体内でビタミンAに変化する。ウィルスや細菌の侵入を防ぎいだり、粘膜の乾燥を防ぐ働きがある
ビタミンC:抗酸化作用がありストレスや風邪への抵抗力を強める効果がある。
ビタミンE:抗酸化作用があり活性酸素から身体を守る効果がある。
カリウム :体内の塩分を外へ出すことを促す効果がある。
米麹の酵素と効果
米麹に期待できる効果は
- 消化や吸収の促進
- 腸内環境を整える
- 疲労の回復効果
などがあり美容と健康に嬉しい効果が期待できます。
麹は酵素の宝庫と言われています。
主な酵素は
- プロテアーゼ :タンパク質をアミノ酸に分解
- アミラーゼ :デンプンをぶどう糖に分解
- リパーゼ :脂肪を分解
その他にも30種以上含まれています。
甘味、旨味が濃厚なカボチャの選び方
丸ごと
- ヘタがよく乾いている
- 皮がかたく締まっていてずっしりおもいもの
カットしてある
- 肉質が緻密で種が大きく密集している
- 濃い黄色か鮮やかなオレンジなもの
合わせて読んでいただきたい記事

カボチャあんの作り方
【材料】
カボチャ:200g
米麹:100g
水:120㏄
【作り方】
- カボチャをマッシュにする
- 米麴と水を混ぜる(好みの柔らかさの水分に調整してください)
- 炊飯器で保温して8h
1.カボチャをマッシュにする



- カボチャの種とワタを取り除き2㎝角に切る
- 水を少し入れラップしてレンジ(600w)で5分
- 皮ごと水を混ぜながらミキサーにかけます
*かぼちゃの皮には果肉部以上にビタミンAが含まれています。
2.米麹と水を混ぜる

- カボチャのペーストが60℃以下に冷ましてから米麹をまぜていきます
- 米麹とをシッカリ混ぜ合わせて水が少し浮き上がるぐらいに調整する
3.炊飯器で保温して8h

- 炊飯器の蓋を開けて濡らした布巾を被せて60℃に調整する
- 途中2回ほど混ぜ合わせて8hで完成
ヨーグルトメーカーで作る
【作り方】
- 1と2は同じ
- ヨーグルトメーカーで60℃8h
3.ヨーグルトメーカーで8h
- 途中2回ほどかき混ぜる
*野菜の灰汁や匂いが付着するので内容器はガラス容器を使用するか
プラスチック容器にビニール袋を入れて使用することを勧めます。
カボチャあんアレンジ
パンにディップする

好みのパンに付けて召し上がってください。
発酵カボチャあんサラダ

【材料】
発酵カボチャあん:大さじ3
ヨーグルト:大さじ1
マヨネーズ:大さじ1
【作り方】
- 材料を混ぜるだけ
*好みで玉ねぎ、きゅうりのスライスやハムを加えても美味しくいただけます。
発酵カボチャあんの水饅頭

【材料】
発酵カボチャあん:50g
片栗粉:大さじ2
ゼラチン:2g
砂糖:大さじ1
水:200㏄
【作り方】
- 鍋に水と片栗粉、砂糖を入れて弱火で半透明になるまで攪拌する
- 容器の1/3位冷ました①を入れるその中にカボチャあんを入れる
- カボチャあんを入れて最後に①を足して冷蔵庫で冷やして出来上がりです。
饅頭の砂糖の量は好みで調整してください
暑い時のデザートにお勧めです。
まとめ
カボチャの栄養素と効果
- 炭水化物 :20.6g (食物繊維:3.5g、糖質:17g)
- ビタミンA :330μg(レチノール活性当量)
- ビタミンC :43㎎
- ビタミンE :4.9㎎
- カリウム :450㎎
米麹の酵素と効果
プロテアーゼ :タンパク質をアミノ酸に分解
アミラーゼ :デンプンをぶどう糖に分解
リパーゼ :脂肪を分解
発酵カボチャあんの作り方
【材料】
カボチャ:200g
米麹:100g
水:100㏄~130㏄
【作り方】
- カボチャをマッシュにする
- 米麴と水を混ぜる
- 炊飯器で保温して8h
3.ヨーグルトメーカーで60℃8h
カボチャあんアレンジ
- パンにディップする
- 発酵カボチャあんのサラダ
- カボチャあんの水饅頭
カボチャに含まれるデンプンを米麹の力でブドウ糖に変えることで
優しく甘いカボチャあんです。
砂糖を使わない身体に優しい野菜のあんです。
ぜひ試してみてくださいね
ではでは 感謝感謝
参考文献
日本食品標準成分表2020年版(八訂):https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_01110.html