
玉ねぎ麹の作り方が知りたいなぁ

玉ねぎ麹にどんな効果があるの?
このような方に読んでいただきたい内容です。
玉ねぎは万能野菜で炒めて良し、煮込んで良し、スープ、生でも美味しくいただける優れものです。
そんな玉ねぎを麹菌による発酵で栄養価と旨味が増したものが『玉ねぎ麹』です。
玉ねぎの魅力や雑学を交えながら『玉ねぎ麹』を詳しく紹介していきます。

Q:いつも食べている玉ねぎの可食部は、根、茎、葉のどの部分でしょうか?
食べているところは葉の下部と芯にあたる茎で
根は出荷時に切り取られています。

A:答えは・・・・『葉』を食べているんです。
玉ねぎ麹の効果
玉ねぎ麹には
- 整腸作用
- 疲労回復効果
- 血流、血行改善
- 老化防止
が期待できます、詳しくみていきましょう
1.整腸作用
玉ねぎ、麹菌どちらにもオリゴ糖が含まれていますので相乗効果で
腸内環境を整える効果が期待できる。
2.疲労回復効果
麹菌にはビタミンB群が含まれており疲労回復、美肌効果が期待できる。
3.血流、血行改善
玉ねぎをみじん切りにすることで硫化アリルがチオスルフィネートに変性され、動脈硬化を防ぎ血液をサラサラにしてくれるために高血圧など、生活習慣病の予防・改善効果が期待できる。
4.老化防止
玉ねぎに含まれるケルセチンには抗酸化作用があり、血管をはじめ多くの老化防止効果が期待できる。
淡路島玉ねぎはなぜ美味しい?
美味しさのポイントは甘さと柔らかさです
他産地と比較して
食味評価で”甘さが強く、柔らかい”という評価を得られ
分析結果においても全糖含有率が高く、破断応力が低い結果がでています。
淡路農業技術センター資料より
合わせて読んでいただきたい記事

玉ねぎ麹の作り方
常温調理
[材料]
玉ねぎ:300g
米麹(乾燥):100g
天然塩:35g
[作り方]
- 玉ねぎの皮を剥き細かく刻みます(すりおろし)
- 殺菌した容器に先づ米麹と塩をしっかり混ぜてから①を入れてかき混ぜる
- 毎日一回かき混ぜ7日(冬場は10日)で出来上がり
詳しくみていきましょう
1.細かく刻みます
すりおろしたぐらいにミキサーを使い細かくすることで水分を足さなくても
玉ねぎの水分だけで作れるようになります(産地や時期によって異なります)。


2.混ぜ合わせていきます

*特に夏場の作業では腐敗しないようにしっかりと混ぜ合わせてください。
3.常温で毎日かき混ぜて7日で出来上がりです

ヨーグルトメーカーを使って作る

[作り方]
- ①と②は同じ
- ヨーグルトメーカーで60°c6時間で出来上がりです
保温器やヨーグルトメーカーを持っている方、
お急ぎの方にオススメです。
簡単に作れますのでお試しください。
合わせて読んでいただきたい記事
玉ねぎ麹の使い方と活用レシピ
玉ねぎ麹スープ

[材料]
水:150㏄
玉ねぎ麹:大さじ1.5
乾燥わかめ:3g
[作り方]
- 具材をカップに入れる
- お湯を注いで出来上がり
*ポトフにもお勧めです、コンソメの代わりに玉ねぎ麹を使うだけで絶品です。
*味噌汁に小さじ1プラスするだけで一味違う味噌スープの完成です。
玉ねぎ麹ドレッシング

[材料]
玉ねぎ麹:大さじ2
オリーブオイル:大さじ2
ニンニク:1/2片(チューブ代用可)
レモン果汁:少々
[作り方]
- ニンニクの皮を剥き擦り下ろす
- 具材を混ぜれば出来上がり
*オリーブオイルの代わりにゴマ油を使うと美味しい中華風ドレッシングができます。
玉ねぎ麹卵焼き

[材料]
卵:3個
玉ねぎ麹:大さじ1
[作り方]
- 卵と玉ねぎ麹を混ぜる
- フライパンに油を敷き卵焼きを作る
白出汁や砂糖を入れなくても凄く美味しくいただけます。
まとめ
玉ねぎ麹の効果
- 整腸作用
- 疲労回復効果
- 血流、血行改善
- 老化防止
玉ねぎ麹の作り方
[材料]
玉ねぎ:300g
米麹:100g
塩:35g
[作り方]
- 玉ねぎの皮を剥き細かく刻みます(すりおろし)
- 殺菌した容器に先づ米麹と塩を混ぜてから①を入れてかき混ぜる
- 毎日一回かき混ぜ7日(冬場は10日)で出来上がり
ヨーグルトメーカーでの作り方は
*①、②は同じ工程で60°c6時間セットして出来上がりです。
美味しい食べ方とアレンジ
- 玉ねぎ麹スープ
- 玉ねぎ麹ドレッシング
- 玉ねぎ麹卵焼き
水を使っていないため玉ねぎの栄養成分を余すことなく生かされている「玉ねぎ麹」です
コンソメや白出汁の代わり、タレやドレッシングとしても簡単に使えます。
また肉の下処理として肉を柔らかくして旨味をプラスしてくれたりと大活躍してますので
是非とも作って冷蔵庫に常備して下さいね。
ではでは 感謝を込めて
参考文献
やさい麹:医師 関由佳
淡路島たまねぎの教科書:兵庫県/淡路県民局/洲本農林振興事務所/南淡路農業改良普及センター