生姜麹の作り方が知りたい?
生姜麹のアレンジレシピを教えて
このような方に読んでいただきたい内容です。
生姜は薬味には欠かせない食材で、さわやかな辛味が料理の味を引き立ててくれます。また、昔から漢方にもよく使用されてきました。そんな生姜を麹で発酵させることで辛味が和らぎ、甘味と旨味が増します。さらに、簡単に作れて冷蔵庫に常備すれば使い勝手がよく、調味料としても下ごしらえにも大活躍!本記事では、生姜麹の基本的な作り方から、日常の料理に活かせるアレンジレシピまで詳しく紹介します。

生姜麹とは?
生姜麹は、発酵の力を活かした万能調味料です。生姜特有の辛味が和らぎ、麹の持つ酵素によって旨味が引き出されるため、料理に深みを加えることができます。和食だけでなく洋食や中華にも幅広く活用できるのが特徴です。また、調味料としてだけでなく、漬け込みや下味付けにも便利なため、毎日の料理をより手軽に、美味しく仕上げることができます。
生姜の種類【出荷状態別】
- 根生姜 :1年通して出荷される。新生姜を2か月間貯蔵したもの
- 新生姜 :8月ごろに出荷される。収穫したばかりの生姜で繊維が柔らかい
- 葉生姜 :春から初夏に出荷される。根茎が小指程度に成長して段階で葉付で出荷
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生姜麹の作り方
【材料】
- 米麹:100g
- 生姜:50g
- 塩:20g
- 水:150㏄
【作り方】
- 生姜を洗ってすりおろす
- ボウルに1と米麹と天然塩、水を混ぜ合わせる
- 【常温】1回/1日かき混ぜとろみが出てきたら完成です(1週間から10日程度)
①生姜を洗ってすりおろす
生姜の香り成分や栄養は皮のすぐ下にあるためしっかり洗うか、スプーンなどでこそげ取るように薄く剥くのが望ましい。
生姜の隙間に付いた土を落とす程度に洗いすりおろします。
生姜すりおろし方
生姜の繊維に垂直にすりおろすと繊維長く残らずキレイにすりおろすことができます。

生姜の表面に薄い線がありますのでその線に平行にすりおろすと繊維と垂直におろすことができます。

②ボウルに1と米麹と塩、水を混ぜ合わせる

しっかりと混ぜ合わせましょう。
③【常温】1回/1日かき混ぜとろみが出てきたら完成です
1週間から10日程で完成です。
ヨーグルトメーカーで作る

【材料】【作り方】1,2まで同じ
3. ヨーグルトメーカー60℃6hで出来上がり
すぐに食べたい方にお勧めです。
付属の専用容器はガラス製がお勧めです。

トマトや玉ねぎ、にんにく、生姜などの野菜麹を作ると臭いや灰汁がこびり付きます。
ガラス製容器が無い場合には、容器の内側にビニール袋を被せて作ることをお勧めします。
生姜麹美味しい使い方
生姜麹ドレッシング

【材料】
- 生姜麹:大さじ2
- オリーブオイル:大さじ2
【作り方】
- 材料を混ぜるだけです
*オリーブオイルの代わりにごま油を入れると中華風ドレッシングになります!お好みで黒コショウやゴマを加えても美味しくいただけます。
生姜麹スープ
【材料】(2人分)
- 生姜麹:1大さじ1
- 鶏ガラスープの素:小さじ1
- 水:400ml
- 卵:1個
【作り方】
- 鍋に水と鶏ガラスープの素を入れて沸騰させる
- 生姜麹を加えて溶き卵を流し入れる
味噌汁やカレーに加える

【作り方】
- 味噌汁1杯に小さじ半分を入れる
好みの量を入れて調整してください。
*カレーに入れるのもお勧めです、分量は好みで調整しながら入れてみてください。
生姜麹炒め(豚肉&野菜)

【材料】
- 豚肉:200g
- 生姜麹:大さじ1
- 野菜(キャベツ、玉ねぎなど):適量
- ごま油:大さじ1
【作り方】
- 豚肉200gと生姜麹20gを揉み込み20分放置
- フライパンに油を熱して豚肉を炒める
- 野菜を加えて火が通ったら出来上がり
もちろん、鶏肉、牛肉でも同じ要領で使えます。
麹は肉を柔らかくする効果がありますが、麹を使った肉を焼くときには焦げやすい点に注意が必要です。焼く前に、生姜麹をスプーンで軽くこそぎ取ると、焦げにくくなります。この工夫で美味しく焼けますので、ぜひ試してみてください。
おでんの薬味に
私の一番のおすすめは、おでんに辛子の代わりに生姜麹と醤油を乗せていただきます。
是非お試しくださいね。
まとめ
生姜麹は、料理の味を引き立てるだけでなく、簡単に作れてアレンジも豊富な万能調味料です。ドレッシングや炒め物、スープなど、日々の料理に取り入れてみてはいかがでしょうか?ぜひ、自家製の生姜麹を楽しんでください!
ではでは 感謝感謝
参考文献
農林水産省:https://www.maff.go.jp/j/heya/sodan/1811/01.html