どのヨーグルトメーカーを選べばいいの?
ヨーグルトを手軽に作るコツが知りたいなぁ
このような方に読んでいただきたい内容です。
ヨーグルトメーカーの選び方
ヨーグルトメーカーにはさまざまなタイプがあります。家庭での使い方やライフスタイルに合わせて選んで、より便利に活用できます。以下のポイントをチェックして、自分に合ったヨーグルトメーカーを選びましょう。
容器タイプと使いやすさ
ヨーグルトメーカーには、大きく分けて「牛乳パック対応型」と「専用容器型」の2種類があります。
牛乳パック対応型
特徴
- 市販の牛乳パックをそのまま使える
- 容器を洗う手間がなく、衛生的
- 使い終わったらパックごと処分できる
お勧めの人
- お手入れを簡単にしたい
- 初めてヨーグルト作りに挑戦する人
- 毎日手軽に作りたい
専用容器型
特徴
- 付属の容器を繰り返し使える
- 甘酒、納豆、塩麹、チーズなど多用途に使えます
- 一度に大量に作れる
お勧めの人
- ヨーグルト以外の発酵食品も作りたい
- たくさん作って保存したい
- アレンジレシピを楽しみたい
付加機能と手入れのしやすさ
ヨーグルトメーカーは、基本機能の他に便利な付加機能もあります。
- 水切りカップ付き:ギリシャヨーグルト作りに便利
- 専用スプーン付き:すくい易く、衛生的
- 食洗機対応のガラス容器:洗う手間が省けるし、他の発酵食品作りにはプラスティック製では灰汁や匂いが付いていまうのでガラス製をおすすめします。
- シンプル設計のフタやパーツ: お手入れが簡単
ヨーグルトメーカーを使うメリット3選
コスパが良い
市販のヨーグルトを買うよりも、自家製にすることでコストを抑えられます。牛乳1Lとヨーグルト100gを使えば、約1L分のヨーグルトができるため、家族で楽しむのにもピッタリです。
具体例
・高機能ヨーグルト130円/パックを毎日家族3人が1つ食べると仮定して計算してみましょう
130円✖️3人✖️30日=11,700円
・ヨーグルトメーカーで材料費だけ(電気代は省く)を単純計算をしてみると
- 高機能ヨーグルト(種菌):130円
- 牛乳1L :230円
出来上がり:1120g(約10個分)として1個あたり36円とすると
36円✖️3人✖️30日=3240円
8,460円/1ケ月当たり節約できることになります
パック式のヨーグルトメーカーなら3回作れば元が取れる計算になります。
電気代は毎日8H程度使用して約80円/1ケ月です。
好みのヨーグルトが作れる
毎日食べたい食材なので自分好みのヨーグルトをアレンジして作って楽しみたいですよね甘さや酸味の調整ができるのも、自家製ヨーグルトの魅力。使用する牛乳や種菌を変えることで、好みのヨーグルトを作ることができます。
例えば
- 種菌を変える
- 牛乳を変える
- ホエイ(水分)を切ってギリシャヨーグルトを作る
詳しく解説します
①種菌を変えてみる
プレーンヨーグルト、ギリシャヨーグルト、カスピ海ヨーグルトスーパー等で売られている様々なヨーグルトやステック状の種菌を購入して好みのものを探してみる。
②牛乳を変えてみる
牛乳の種類を変えたり、牛乳が苦手な人は豆乳を使ってヨーグルトを作るのがお勧めです。
種類別が「牛乳」以外の「成分調整牛乳」「低脂肪牛乳」「無脂肪牛乳」「加工乳」「乳飲料」のものは固まりが悪い、または全く固まらない事があるので注意が必要です。
③ホエイ(水分)を切ってギリシャヨーグルトを作る
専用の付属品が付いていたり、私は水切りヨーグルトができる容器を使っています。固さの調整も簡単にできてお勧めです。
ヨーグルトメーカーで作ると全ての菌を完コピすることは出来ないですが、砂糖や香料を足さないので低糖質なヨーグルトができるのも魅力の一つになります。
いろいろ試して自分好みのヨーグルトを見つけてみましょう
合わせて読んでほしい記事
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③いろいろな発酵食品が作れる
ヨーグルト以外にさまざまな発酵食品や肉料理を簡単に作ることができます。
発酵食品
*特に、甘酒は”飲む点滴”といわれていてお勧めです。
肉料理
- サラダチキン
- ローストビーフ
*サラダチキンが一押しで鶏胸肉がパサつきなくしっとりとして美味しくいただけます。
汎用性をいかして甘酒や発酵あんこ、塩麹などの発酵食品が簡単に作れたり肉料理はローストビーフやサラダチキンも美味しく調理することができるので自宅で食べる機会が増えた今の時代に1台あると便利な調理器具になります。
ヨーグルトメーカーを使うデメリット
先ずはデメリットから見ていきましょう
- 初期コストがかかる
- 洗浄、消毒が面倒
- ヨーグルトの味が安定しにくい
初期コストがかかる
ヨーグルトメーカーの価格は 3,000円~10,000円程度で、長期的には市販のヨーグルトを買うよりコストを抑えられるが、最初の投資が必要になります。
対策
ヨーグルトをよく食べる家庭なら、1~2ヶ月で元が取れることもあるので、継続して使うことを前提に考えて購入する。
また、一定の温度を維持できるために保温器として活用することも考えておくと便利です。
- 低温調理:55℃~65℃
- 生地の発酵:30℃~40℃
- チョコレートのテンパリング:54℃で溶かして、27℃で固める
- 発酵食品づくり:40℃~60℃
②洗浄、消毒が面倒
工場のような衛生管理は難しいですが、スプーンや容器をシッカリ洗浄して消毒をしなければ雑菌が繁殖する可能性がある。(牛乳パック対応を選ぶことで省かれます。)
対策
使用する器具と容器を消毒することが大切です。3つの消毒方法を具体的に解説します。
- 熱湯消毒
- 煮沸消毒
- アルコール消毒
熱湯消毒(簡単、スピーディ)
熱湯(80℃~100℃)を容器の内側、スプーンや蓋などに回しかけて、水気を切り、しっかりと乾燥させる。
煮沸消毒(しっかり、耐熱容器向け)
鍋に水を沸騰させて耐熱容器、耐熱スプーンを入れて5分程煮沸、トングなどで取り出して自然乾燥させる。
アルコール消毒(プラスティック向け)
食品用アルコール(エタノール75%以上)を容器の内側、スプーンなどに吹きかけて1~2分放置して自然乾燥させる。
私は面倒なので容器(ガラス)に内側にビニール袋(レンジ対応のもの)を掛けて水を少しと専用のスプーン、内蓋を入れてレンジ(600w)60秒してます。お気に入りの種菌がみつかったら飲むヨーグルトを使うのでスプーンの洗浄、消毒も省かれます。

ビニール袋を内側にかける理由は
- 洗い物が楽になる
- 別の容器にキレイに移せる
- 他の発酵食品の臭いを付けたくない
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③ヨーグルトの味が安定しにくい
使う牛乳や種菌によって仕上がりの固さや酸味が変わります。
対策
毎回同じメーカーの牛乳と種菌を使うと安定しやすい。
失敗を防ぐため、発酵時間を短め(6~8時間)に設定し、様子を見ながら調整する。
家庭では、衛生管理が徹底された工場で調合・製造されているものと同じ品質や種菌を再現することはできません。また、市販品には砂糖や甘味料、香料、酸味料などが添加されているため、同じ成分や味を家庭で再現するのは難しいです。
まとめ
ヨーグルトメーカーを使えば、自宅で簡単に美味しいヨーグルトを作ることができます。基本の作り方を覚えたら、フルーツや水切りアレンジ、ドレッシングなど、さまざまな食べ方を楽しんでみてください。毎日の食生活に、自家製ヨーグルトを取り入れてみてはいかがでしょうか?
是非おためしくださいね
ではでは 感謝を込めて