玉ねぎ麹の作り方が知りたいなぁ
玉ねぎ麹、どんな料理に使うの?
このような方に読んでいただきたい内容です。
発酵食品の魅力を伝えるブロガーです。
玉ねぎ麹は、料理の味を一段と引き立てる万能調味料です。手軽に作れるうえ、さまざまな料理に応用できるので、日常の食卓にぜひ取り入れてみてください。この記事では、玉ねぎ麹の魅力、基本的な作り方、そして活用法を詳しく解説します。
Q.いつも食べている玉ねぎの可食部は、根、茎、葉のどの部分でしょうか?
A.食べているところは葉の下部と芯にあたる茎で、根は出荷時に切り取られています。
玉ねぎ麹の魅力
玉ねぎ麹は、玉ねぎと塩麹を組み合わせた発酵調味料です。玉ねぎ麹を使うことで、料理に次のような効果が期待できます。
料理に深みが出る
玉ねぎの甘味と塩麹の旨味が相まって、シンプルな料理でもお店の味に近づけます。
手軽に健康的な食事を実現
塩麹の塩分を活用することで、塩の量を抑えながら美味しい味付けが可能です。
調理が楽しくなる
玉ねぎ麹を作る過程や、その応用範囲の広さに触れることで、料理がさらに楽しくなります。
Q.淡路島の玉ねぎはなぜ美味しい?
A.美味しさのポイントは甘さと柔らかさです。
他産地と比較して食味評価で”甘さが強く、柔らかい”という評価を得られていて、分析結果においても全糖含有率が高く、破断応力が低い結果がでています。
淡路農業技術センター資料より
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|冷蔵庫に常備しておきたい発酵玉ねぎ|玉ねぎ✖発酵食品の効果と作り方
玉ねぎ麹の作り方
自家製の玉ねぎ麹は簡単に作ることができます。以下に、旨味を増すためにできるだけ水を使わずに常温で作る基本的なレシピとヨーグルトメーカーで作る時短レシピをご紹介します。
常温レシピ
[材料]
- 玉ねぎ:300g
- 米麹(乾燥):100g
- 塩:35g
[作り方]
- 玉ねぎの皮を剥き細かく刻みます(細かいみじん切り、すりおろし)
- 殺菌した容器に先づ米麹と塩をしっかり混ぜてから①を入れてかき混ぜる
- 毎日一回かき混ぜ1週間程(冬場は10日)で出来上がり
詳しくみていきましょう
①細かく刻みます
すりおろしたぐらいにミキサーを使い細かくすることで水分を足さなくても、玉ねぎの水分だけで作れるようになります(産地や時期によって水分の量が異なります)。
②混ぜ合わせていきます
*特に夏場の作業では腐敗しないようにしっかりと混ぜ合わせてください。
③常温で毎日かき混ぜて1週間程で出来上がりです
パサパサになるようでしたら水分を少し足して揚げて下さい。
時短レシピ
[作り方]
- ①と②は同じ
- ヨーグルトメーカーで60°c6時間で出来上がりです
保温器やヨーグルトメーカーを持っている方、お急ぎの方にオススメです。
簡単に作れますのでお試しください。
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玉ねぎ麹の保存方法
完成した玉ねぎ麹は冷蔵庫で保存してください。1–2週間程度は美味しく使えます。より長く保存したい場合は、小分けにして冷凍することをおすすめします。
玉ねぎ麹の使い方と活用レシピ
玉ねぎ麹スープ
[材料]
- 水:150㏄
- 玉ねぎ麹:大さじ1.5
- 乾燥わかめ:3g
[作り方]
- 具材をカップに入れる
- お湯を注いで出来上がり
*ポトフにもお勧めです、コンソメの代わりに玉ねぎ麹を使うだけで絶品です。
*味噌汁に小さじ1プラスするだけで一味違う味噌スープの完成です。
玉ねぎ麹ドレッシング
- [材料]
- 玉ねぎ麹:大さじ2
- オリーブオイル:大さじ2
- *お好みで
- ニンニク:1/2片(チューブ代用可)
- レモン果汁:少々
[作り方]
- 具材を混ぜれば出来上がり
*オリーブオイルの代わりにゴマ油を使うと美味しい中華風ドレッシングができます。
玉ねぎ麹卵焼き
[材料]
- 卵:3個
- 玉ねぎ麹:大さじ1
[作り方]
- 卵と玉ねぎ麹を混ぜる
- フライパンに油を敷き卵焼きを作る
白出汁や砂糖を入れなくても凄く美味しくいただけます。
まとめ
玉ねぎ麹は、料理の幅を広げる万能調味料です。簡単に作れるうえ、保存も効くため、忙しい日々の中でも活躍します。まずは基本のレシピを試し、少しずつ応用してみてはいかがでしょうか?玉ねぎ麹を使った料理で、毎日の食卓をもっと豊かにしてみましょう!
ではでは 感謝を込めて
参考文献
やさい麹:医師 関由佳
淡路島たまねぎの教科書:兵庫県/淡路県民局/洲本農林振興事務所/南淡路農業改良普及センター