米麹

|香り高い万能調味料|柚子麹の手作りレシピとアレンジアイデア

米こうじ君

柚子麹の作り方が知りたいなぁ

大豆ちゃん

柚子麹ってどうやって使うの?

このような方にお勧めの記事です。

発酵食品の魅力を伝えるブロガーです。

柚子の爽やかな香りと麹の旨味が組み合わさった柚子麹は、和食だけでなく洋食や中華など幅広い料理に使える万能調味料です。今回は、柚子麹の基本的な作り方から、日常の食卓を彩る活用アイデアまでをご紹介します。

柚子麹とは?

柚子麹は、柚子の果汁や皮と塩麹を混ぜ合わせて作る調味料です。柚子の香りと塩麹の旨味が融合し、料理の味わいを引き立てます。柚子にはビタミンCやクエン酸が含まれており、日々の食事をより健康的にする食材として親しまれています。また、発酵食品である塩麹を使用することで、料理に深みを加えることができます。

柚子の栄養価

柚子はビタミンCが豊富で、美容や健康にサポートします。また、柚子の皮にはリモネンやシトラールといった香り成分が含まれ、リラックス効果や消臭効果が期待されます。

柚子麹作り方

【材料】

  • 柚子:3個
  • 米麹:100g
  • 塩:30g
  • 水:150㏄

【作り方】

  1. 柚子を洗う
  2. 柚子の皮を削る
  3. 果汁を絞る
  4. 材料を混ぜる
  5. 発酵させる

柚子を洗う

3個で218g

柚子を洗剤で擦り流水でよく洗い、皮に付いた汚れや農薬を落とします。皮を使うため、可能であれば無農薬の柚子を選びましょう。

柚子の皮を削る

9g(3個分)

柚子の皮を薄くすりおろします。おろし金が無い場合にはうすく剥き、細かく刻みます。白い部分が残ると苦味が出やすくなるため、丁寧に処理しましょう。

果汁を絞る

29g(3個分)


柚子の果汁を絞り、種を取り除きます。

材料を混ぜる

  • 米麹(乾燥):100g
  • 塩:30g
  • すりおろした柚子の皮:9g
  • 果汁+水:150㏄

清潔な容器に入れてよく混ぜます。

発酵させる

1週間~10日ほど寝かせます。毎日1回程度かき混ぜることで、発酵が均一に進みます。

柚子麹の保存方法

柚子麹は冷蔵庫で保存すれば1か月程度持ちます。使用する際には清潔なスプーンを使うことで、長期間品質を保つことができます。また、使用に1ケ月以上かかる場合は小分けにして冷凍保存することも可能です。

柚子麹のアレンジアイデア

柚子麹は、さまざまな料理に取り入れることができます。以下は、特におすすめの活用例です。

ドレッシングに活用

柚子麹をオリーブオイルや酢と混ぜるだけで、爽やかなドレッシングが完成します。サラダや冷製パスタにぴったりです。

【作り方】

  • 柚子麹:小さじ1
  • オリーブオイル:大さじ1

肉や魚の下処理に

柚子麹を焼き魚や鶏肉の下味として柚子麹を塗ると、柔らかくなり香りと旨味が引き立ちます。調理前に20–30分ほど常温で漬け込むと、風味がしっかり馴染みます。

分量の目安

食材100gに対して小さじ1程度が適量になります。

食材10g:柚子麹1g

スープや鍋にプラス

味噌汁や鍋料理に柚子麹をひとさじ加えると、風味豊かな仕上がりに。塩麹のコクと柚子の香りが、味わい深さを演出します。

納豆にプラスするのもお勧めです。

パンやパスタのアクセントに

マヨネーズやヨーグルトと混ぜると、マイルドでコクのある味わいに仕上がります。パンに塗ったり、パスタにソースを加えたりすれば、洋風料理にも手軽に活用できます。柚子の香りがアクセントになり、一層美味しくなります。また、茹でた野菜やスティック野菜にディップとして使うのもおすすめです。

【作り方】

  • 柚子麹:小さじ1
  • マヨネーズ:大さじ1

まとめ

柚子麹は、簡単に作れる上にさまざまな料理に活用できる万能調味料です。寒さが厳しくなる時期に香り高い風味と塩麹の旨味が、日常の食卓に新しい楽しみをもたらしてくれます。この機会にぜひ手作りして、その魅力を存分に味わってみてください!

ABOUT ME
ひゃくみつ
百歳まで楽しく生きることを目標にしています。 発酵食品は健康維持する目的のためで 50歳から毎日欠かさず作って食べています。 発酵食品ソムリエ 2022.4に取得 まだまだ挑戦中です。