米麹

玉ねぎの水分だけで作れる!|失敗しない玉ねぎ麹レシピと活用術

玉ねぎ麹の材料
米こうじ君

『いつもの料理がなんだか味気ない…』

大豆ちゃん

「塩分は控えたいけど、しっかり味わいたい」

そんな悩みにぴったりなのが、玉ねぎ麹。発酵調味料の中でも、作り方が簡単で、しかも旨味と甘みがぎゅっと詰まった万能アイテムです。

※玉ねぎ麹の魅力や基本的な作り方については、以前こちらの記事でもご紹介しました:
👉 玉ねぎ麹の作り方と使い方ガイド(基本編)

今回は、玉ねぎの水分だけで仕込む「失敗しにくい」玉ねぎ麹のレシピを、

  • 常温発酵
  • ヨーグルトメーカー発酵
    の2通りでご紹介します。

さらに、意外な“豆乳”との相性や、毎日使いたくなる活用法も一緒に解説!
おうちで発酵生活を気軽に始めてみませんか?

玉ねぎ麹ってなに?

玉ねぎ麹とは、みじん切りにした玉ねぎに米麹と塩を加え、発酵させて作る自然のうま味調味料です。

✔ 化学調味料ゼロ
✔ グルテンフリー
✔ 砂糖・油不使用なのに甘くてコク深い

と、ヘルシー志向の方にも嬉しいポイントがいっぱい。
玉ねぎの酵素と麹の発酵パワーで、素材の味をグッと引き出す力があります。

水を加えないから失敗しにくい!

多くのレシピでは、乾燥麹に水を足して発酵を助けますが、玉ねぎ自体に豊富な水分が含まれているため、水を加える必要はありません。

むしろ水を加えすぎると腐敗しやすくなるため、玉ねぎの水分だけで仕込む方法が初心者には最適です。

玉ねぎ麹の材料(共通)

玉ねぎ麹 左)常温 右)ヨーグルトメーカー
  • 玉ねぎ:300g(みじん切り)
  • 米麹(乾燥または生):100g
  • 塩:35g

※玉ねぎのみじん切りにはハンディーチョパーがお勧めです。できるだけ細かくしてから米こうじと混ぜるようにしています。

【常温で仕込む方法】

手順:

  1. 清潔なボウルに、みじん切り玉ねぎ・麹・塩を入れてよく混ぜる。
  2. 保存容器に移し、ふたを軽くのせて20〜25℃の室温で7〜10日発酵
  3. 1日1回、清潔なスプーンでかき混ぜる。
  4. とろみと甘い香りが出てきたら完成!

発酵の目安:

  • 夏場:約5〜7日
  • 冬場:約10日

【ヨーグルトメーカーで時短発酵】

ヨーグルトメーカーがあれば、約7時間で完成します!

手順:

  1. 材料を混ぜて、ヨーグルトメーカーの容器へ。
  2. 60℃で7時間加温(機種により調整)。
  3. 発酵が進み、玉ねぎがしんなりすれば完成!

※加温後に1日そのまま放置してから冷蔵庫で保管しています。

保存方法と期間

  • 冷蔵庫保存:約1か月
  • 冷凍保存:ジップ袋で小分けにして2〜3か月

玉ねぎ麹の活用法ベスト3

① スープや味噌汁のベースに

出汁なしでもコクが出るので、野菜スープやお味噌汁がワンランク上の味に!

② 炒め物の味付けに

  1. お肉や野菜と一緒に炒めるだけで、玉ねぎの自然な甘みと麹のうま味が調和し、塩味もまろやかに決まります。
  2. また、肉や魚を玉ねぎ麹に20分ほど漬け込んでおくだけで、麹の酵素の働きで驚くほどしっとり柔らかく。焼いたときの香ばしさとジューシーさが際立ち、いつものメイン料理がワンランクアップします。

③ 豆乳スープにひとさじ

意外なようで、実は相性抜群!
豆乳のまろやかさと玉ねぎ麹の甘みが組み合わさると、ポタージュ風のやさしいスープに。

【アレンジ例】豆乳×玉ねぎ麹で朝の腸活スープ

黒豆豆乳の玉ねぎ麹スープ

材料(1人分)
・豆乳:150ml
・玉ねぎ麹:小さじ1
・黒こしょう(お好みで)

カップに材料を入れて軽く温めるだけで、腸にも体にもやさしい朝の一杯が完成します。

私が豆乳生活を続けている理由

最近は、豆乳を手作りする人も増えていますが、「どんな大豆を使うか」って意外と大事ですよね。
私自身は【豆乳クラブ】というサブスクを利用していて、国産大豆が定期的に届くから、安心して続けられるんです。

しかも、大豆の種類が選べて、搾りたての豆乳やおから料理も楽しめます。

👉 自宅で豆乳生活を始めたい方はこちら
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まとめ|玉ねぎ麹で毎日のごはんをもっとおいしく

玉ねぎ麹は、材料もシンプルで、作り方もとても簡単。
塩麹や醤油麹よりもクセが少なく、家族みんなが食べやすい万能調味料です。

しかも今回ご紹介したように、水を加えず玉ねぎの水分だけで仕込めるから、発酵初心者でも安心!
ぜひ今日から、冷蔵庫に「自家製玉ねぎ麹」を一本常備してみてください。

料理の味も、家族の笑顔も、きっと変わりますよ。

ではでは 感謝 感謝!

ABOUT ME
ひゃくみつ
百歳まで楽しく生きることを目標にしています。 発酵食品は健康維持する目的のためで 50歳から毎日欠かさず作って食べています。 発酵食品ソムリエ 2022.4に取得 まだまだ挑戦中です。