米麹

|レモンの爽やかさと麹の力|自家製レモン麹の魅力と簡単レシピ

米こうじ君

レモン麹の作り方を教えて

大豆ちゃん

レモン麹のアレンジレシピが知りたいなぁ

発酵食品の魅力を伝えるブロガーです。

レモンは酸味と香りが特徴の果物で、果汁は酸っぱく、果皮にはビタミンCをはじめとした豊富な栄養素が含まれています。 そんなレモンを丸ごと使い、麹菌と塩で発酵させた「レモン麹」は、爽やかな風味と旨味が調和した万能調味料です。発酵による深い味わいは、料理の幅を広げる強い味方に。本記事では、そのような簡単な作り方や活用法を詳しくご紹介します。

レモン麹とは?

レモン麹は、日本の伝統的な発酵食品である麹をベースに、レモンを組み合わせた新しい調味料です。塩と麹、そしてレモンを発酵させることで、レモンの酸味や香りと麹の旨味が引き出されてます。作り方が簡単で保存性が高いため、忙しい日々の中でも気軽に取り入れることができ、料理の幅を広げられる頼れる存在です。

レモンの魅力

レモンは、その爽やかな酸味と香りで多くの人に親しみやすい果物です。 料理や飲み物のアクセントとしてはもちろん、栄養価の高さでも注目されています。

  1. 豊富なビタミンC
    レモン1個には果汁に約15mg、果皮を含めると100mgのものビタミンCが含まれています。毎日の食事に取り入れることで、取れた食生活バランスをサポートします。
  2. 爽やかな香り
    レモンの香りは気分転換に最適で、料理やドリンクに使うとフレッシュな印象を与えます。
  3. 用途の広さ
    レモンは料理、デザート、ドリンクなど多岐にわたって使える万能食材です。果汁だけでなく果皮も使えるため、無駄なく活用できます。

レモン100g(約1個分)に含まれている成分と推奨摂取量

レモン
(100g当たり)
推奨摂取量
エネルギー43㎉2050㎉
カリウム130㎎2000㎎
カルシュウム67㎎650㎎
マグネシュウム11㎎290㎎
リン15㎎800㎎
ビタミンc100㎎100㎎
葉酸31μg240μg
日本食品標準成分表2020年版(八訂)

*推奨摂取量は30歳から49歳までの女性を目安を抜粋したものです。

レモン麹の作り方

【材料】

  • レモン:100g(1個)
  • 米麹(乾燥):100g
  • 塩:20g
  • 水:150㏄

【作り方】

  1. レモンをしっかり洗い6等分切って種を取る
  2. イチョウ切りにして麹と塩をしかっりと混ぜ合わせる
  3. 1日1回混ぜ合わせる(夏5日、冬10日)

1.レモンをしっかり洗い6等分に切って種を取る

6等分にして種を取り除く

レモンの皮には農薬やワックスが付着しているため(特に外国産)皮ごと使うためにしっかり洗ってから使うことをお勧めします。6等分にするのは種を取り易くするためです。

レモンの洗い方

  1. 塩で洗う:塩を手に乗せて表面を擦る⇒水洗い
  2. 重曹(食品用)で洗う:水400㏄、重曹15g⇒1分浸ける⇒水洗い
  3. 食器洗剤で洗う:スポンジでしっかり洗う⇒水洗い
  4. 煮沸する:沸騰したお湯に1分⇒流水(2回繰り返す)

*農薬不使用や国産ノーワックスの物を購入できれば水洗いだけで問題ありません。

2. イチョウ切りにして米麹と塩、水をしかっりと混ぜ合わせる

塩と米麹を混ぜ合わせる

3.1日1回混ぜ合わせる(夏5日、冬10日)

とろみがついてきたら完成なので、冷蔵庫で保管してください。

固形分が気になる方には

アレンジ調理に固形分が気になる方はペースト状にするのが便利です。

ヨーグルトメーカーで作る

【材料】

  • レモン:100g
  • 米麹(乾燥):100g
  • 塩:20g
  • 水:300㏄

【作り方】

  1. 1.2.は同じ
  2. ヨーグルトメーカーで60℃8h

お餅のようになになってしまう

常温調理と同じ分量でヨーグルトメーカーで作るとダマになってしまいますので解決策は2つ

  1. 水分を2倍にして作る(上記レシピ)
  2. 果肉と果汁を分けて果肉のみを発酵させ果汁は最後に入れる(常温レシピ)

やってみよう:レモンの代わりにゆず

【材料】

  • ゆず:100g
  • 米麹(乾燥):100g
  • 塩:20g
  • 水:150㏄

【作り方】

  1. ゆずを4等分切って種を取る
  2. 麹と塩、水をしかっりと混ぜ合わせる
  3. 1日1回混ぜ合わせる(夏5日、冬10日)
  4. 水を少し足してミキサーで細かくする

①ゆずを4等分切って種を取る

想像より種が多くビックリ!でもいい香りです。

②③麹と塩、水をしっかりと混ぜ合わせ1日1回混ぜ合わせる

④水を少し足してミキサーで細かくする

使い易いように細かくしていきます。粘度が強いので水を足しながらミキサーにかけていきます。

*使い方はレモン麹と同じように使用してください。風味はゆずの方が強いです。

レモン麹のアレンジレシピ

レモン麹を使ったアレンジレシピの紹介です。

下ごしらえ

【材料】

  • 鶏胸肉:250g
  • レモン麹:大さじ2
  • 片栗粉:大さじ2

【作り方】

  1. 鶏肉を一口大に切りビニール袋に入れる
  2. レモン麹(鶏肉の1/10g)を入れ揉み込み20分(それ以上置く場合は冷蔵庫で保管)
  3. 片栗粉をまぶして焼きます

*胸肉でも驚くほど柔らかく美味しくいただけます。レモンの香りで何も付けなくても美味しくいただけますよ

レモン麹ドレッシング

【材料】

  • レモン麹:大さじ2
  • オリーブオイル:大さじ2
  • ブラックペッパー:少々

【作り方】

  1. 材料をしっかり混ぜるだけ

オリーブオイルとレモン麹の相性は抜群です。是非試してみてくださいね

デザート:アイスクリームに添えて

【作り方】

  1. バニラアイスにレモン麹を好みで混ぜ合わせていだだきます。

*甘味と酸味、塩味のバランスがとてもいい感じです。

スムージー

【材料】

  • 牛乳:200㏄
  • レモン麹:10g
  • ブルーベリー:20g
  • バナナ:20g
  • 蜂蜜:10g(お好みで)

【作り方】

  1. 材料をミキサーにかけるだけで出来上がりです。

*爽やかな風味がプラスさされます。

まとめ

レモン麹は、レモンの爽やかな風味と麹の深い旨味が融合した、魅力的な発酵調味料です。 簡単に作れ、料理の幅を広げる万能調味料として活躍します。挑戦すれば、いつもの料理がワンランクアップし、毎日の食卓がより豊かで楽しいものになること間違いありません。ぜひ、この機会に!

ではでは 感謝

参考文献

日本食品標準成分表2020年版(八訂)

e-ヘルスネット

ABOUT ME
ひゃくみつ
百歳まで楽しく生きることを目標にしています。 発酵食品は健康維持する目的のためで 50歳から毎日欠かさず作って食べています。 発酵食品ソムリエ 2022.4に取得 まだまだ挑戦中です。