米麹

|ヨーグルトメーカーで手軽に!|3日味噌の魅力と長期熟成味噌との違い

米こうじぃ

3日でできる味噌のレシピが知りたいなぁ

大豆ちゃん

ヨーグルトメーカーで作る味噌と熟成させる味噌にどんな違いがあるの?

発酵食品に興味があるけど、「味噌を仕込むのは難しそう…」「時間がかかりそう…」そんなイメージを持っていませんか?
実は、ヨーグルトメーカーを使えば、たった3日で味噌が作れるんです!

今回は、手軽に作れる「3日味噌」の作り方と、昔ながらの「長期熟成味噌」との違いについてわかりやすくご紹介します。

3日味噌とは?

通常の味噌は、半年から1年ほどの熟成が必要ですが、3日味噌はヨーグルトメーカーの温度管理を活かして、3日で食べられる発酵味噌を作る方法です。
甘みが強くてまろやか、加熱せずに発酵させるので酵素や栄養も豊富。忙しい毎日にピッタリの発酵調味料です。

🔗発酵生活をもっと身近に!|味噌汁の素と熟成味噌の簡単な作り方ガイド

◆ 材料(作りやすい分量)

  • 大豆(乾燥):100g
  • 米麹(乾燥):200g
  • 天然塩:40g
  • 茹で汁:100㏄

【作り方】

3日味噌の出来上がり
3日味噌
  1. 大豆を水で戻す:6時間
  2. 大豆を煮る:2時間(圧力鍋:加圧後20分弱火)
  3. 大豆を潰す:5分
  4. 材料を混ぜる:5分
  5. ヨーグルトメーカーで60°c:60時間

①大豆を水で戻す

乾燥大豆と水戻しした大豆
ふやかした大豆

ボウルに大豆の3倍の水を入れて一晩漬けておく(6時間程度)

*室温が低い場合はプラス2時間程足してください、びっくりするほど水を吸って3倍に膨れ大きくなります

②大豆を煮る

大豆の茹で加減 指で潰れるくらい

鍋に移して、沸騰したら弱火で指で潰れるぐらいまで煮込む:約2時間

*途中灰汁は取り除き、水が減ったら差し水をする。

煮汁を100ccほど取っておきます

圧力鍋を使用する場合
  1. 蓋をせずに中火で沸騰させる
  2. 灰汁を取り除き、蓋をする
  3. 圧がかかるまで中火、圧がかかってから弱火で20分
  4. 圧が抜けるまで放置する

3.大豆を潰す

茹で大豆を袋に入れて麺棒で潰す

しっかりとしたビニール袋に温かい煮大豆を入れ、麺棒でつぶすと、簡単かつきれいに潰せます。 作業中は、袋の中の空気を抜くよう注意し、袋を裏返して両面から均等につぶしてください。(フードプロセッサーでもOK)

④材料を混ぜる

米こうじ、塩、茹で大豆を混ぜ合わせる

米麹と天然塩をあらかじめよく混ぜてから、つぶした大豆と煮汁を少しずつ加えながら混ぜていきます。

⑤ヨーグルトメーカーで60°c60h

途中2回ほどかき混ぜて60時間保温し、保存容器に移して冷蔵庫で一晩寝かせて完成です。

大豆選びにもこだわって、もっと美味しく!

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◆ 長期熟成味噌との違い

比較項目3日味噌長期熟成味噌
発酵時間3日半年〜1年
味わい甘め・まろやか深み・コク
明るいベージュ色褐色〜茶色
酵素の働き活発(加熱してない)弱まっている
保存冷蔵保存で2週間目安常温でも長期保存可能

*ヨーグルトメーカーが便利!

今回のレシピでは、ヨーグルトメーカーを使うことで温度管理が簡単になり、初心者でも安定した仕上がりが期待できます。保温温度を一定に保つことができるため、味噌の発酵に最適です。

もしお持ちでない場合でも心配ありません。炊飯器の保温モードを使えば、代用して作ることが可能です。この場合は炊飯器の蓋を少し開けるか布巾をかけ、温度が上がりすぎないよう注意しましょう。

美味しい食べ方とアレンジ

3日味噌は軽やかな味わいが特徴なので、さまざまな料理に活用できます。独特の甘みと風味があり、和食だけでなく洋食や中華料理にもよく合います。調理法を工夫すれば、さらに深みのある味わいを楽しむことができます。以下にアレンジレシピを紹介します。

ディップソース

味噌マヨネーズ

[材料]

  • ヨーグルトメーカー味噌:大さじ1
  • マヨネーズ:大さじ1

[作り方]

  1. 混ぜ合わせる

*野菜スティックにおすすめ、炒め物に使っても◎

半熟卵の味噌漬け

半熟卵の味噌漬け

[材料]

  • 半熟卵:2個
  • 味噌:大さじ2

[作り方]

  1. 半熟卵を作ります
  2. 殻を剥きます
  3. 味噌に漬け込みます
  4. 2日冷蔵庫で寝かせて完成です

*きゅうりの味噌漬けもおすすめです

パスタやシチューの隠し味として

カルボナーラやミートソース、クリームシチューに混ぜて使うとコクと甘味がプラスされて◎チーズと合わせても美味しくいただけます

まとめ

ヨーグルトメーカーを使えば、手軽に味噌作りを楽しむことができます。3日味噌と熟成味噌、それぞれの魅力を知り、自分だけの味噌を作ってみましょう。発酵食品の世界は奥深く、作る楽しさと食べる喜びを与えてくれます。

ではでは 感謝感謝

参考文献

すばる屋

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ひゃくみつ
百歳まで楽しく生きることを目標にしています。 発酵食品は健康維持する目的のためで 50歳から毎日欠かさず作って食べています。 発酵食品ソムリエ 2022.4に取得 まだまだ挑戦中です。