品種でそんなに味が変わるの?
どの豆乳が一番自分に合うのかなぁ?
豆乳と聞くと「どれも同じ味じゃない?」と思っていませんか?実は、大豆の品種によってその味わいや香り、コクは違います。今回は、豆乳マシーンで作った豆乳を飲み比べる「利き豆乳」を通じて、大豆の品種ごとの魅力と奥深い世界をご紹介します。ぜひあなたもお気に入りの大豆を見つけてみてください。
利き豆乳って何?
「利き豆乳」とは、異なる大豆品種で作った豆乳を飲み比べ、それぞれの風味や特徴を感じ取る楽しみ方です。ワインや日本酒のように、豆乳も原料である大豆の違いが味に大きく影響します。自宅で簡単に試せるので、大豆の世界の奥深さを知るきっかけになります。
3つの代表的な国産大豆の特徴
今回おすすめするのは、次の3種類の大豆です。実際のサブスクセットや単品購入もできるので、試しやすいですよ。
1. 錦白大豆(滋賀県産)
クセがなくまろやかな甘みが特徴。初めて自家製豆乳を作る方におすすめの品種です。豆乳にしたときの香りが穏やかで、料理やドリンクアレンジにもぴったりです。豆腐作りにも向いています。
2. 青大豆あやみどり(奈良県産)
青大豆特有の爽やかさと、ふくよかな旨味が特徴です。豆乳にしたときにほんのり緑がかった色味が美しく、味わいは甘みの中に青豆ならではの風味が広がります。豆乳そのまま飲んでも美味。
3. 丹波黒(兵庫県産)
黒豆の王様とも呼ばれる丹波黒は、濃厚で香ばしい豆乳になります。コクと深みがあり、まるで豆のスイーツのよう。少し塩を加えてスープ風にしたり、黒糖を入れてデザート風にするのもおすすめです。
自宅で楽しむ利き豆乳の方法

用意するもの
- 豆乳マシーン(またはミキサー+鍋)
- 3種の大豆(錦白大豆・青大豆あやみどり・丹波黒)
- 記録ノートやスマホ(味のメモ用)
作り方の流れ
- 各大豆を洗って一晩水に浸します。
- 豆乳マシーンで各品種の豆乳を作ります(またはミキサーで粉砕→煮る)。
- 出来立ての豆乳を50mlずつグラスに注ぎ、順番にテイスティング。
- 香り・甘み・コク・後味を感じながらメモを取ります。
楽しむポイント
・飲む順番を工夫して(淡→濃)、味の違いを感じやすくする
・少し冷やしたものと温かいものを飲み比べる
・豆乳に合う簡単なおつまみ(塩、黒糖、胡麻)を用意する
サブスクで始める豆乳ライフ
画像にあるように、豆乳専用大豆のサブスクが便利です。
セット | 内容 | 価格(税込/月) |
---|---|---|
錦白大豆 | 滋賀県産 1kg(豆乳500ml 20回分) | 2,178円 |
青大豆あやみどり | 奈良県産 1kg(豆乳500ml 20回分) | 2,728円 |
きき豆セット | 錦白・あやみどり・丹波黒 各500g(計1.5kg、豆乳500ml 30回分) | 4,180円 |
特に「きき豆セット」は初心者にぴったり。いろいろな味を一度に試せます。
素人の私が利き豆乳をやってみた感想 ~色の印象に引っ張られた味わい~

🫘 錦白大豆(滋賀県産)
まず見た目は、真っ白でとてもきれい。豆乳ってやっぱりこういう色だよなぁ、という安心感がありました。飲んでみると「あれ?思ったよりも薄い?」と感じました。見た目が白いからか、もっと濃い味を期待したのかもしれません。でもクセがなくて飲みやすく、毎日続けられそうな優しい味でした。
🫘 青大豆あやみどり(奈良県産)
注いだ瞬間、「お、なんだかほんのり緑っぽい?」と感じました。それだけで「きっと爽やかな味なんだろうな」と勝手にイメージ。飲んでみると、確かにちょっとだけ風味に違いを感じました。青っぽい香り……というより、色のせいでそう感じているのかも?とにかく「普通の豆乳より特別感があるな」という気分になりました。
🫘 丹波黒(兵庫県産)
色が濃く、ほんのりベージュというか、少し茶色がかっていて「これは絶対濃い味がするはず!」と期待。飲んでみたら、「おおっ、やっぱり濃い!」と感じましたが、正直なところ、どこまで味の濃さなのか色のせいなのか自分でもよくわからなくなりました(笑)。でも口に残る感じがあって、なんとなく「特別なごちそうを飲んでいる」ような気持ちになりました。
おからの食べ比べ

豆乳をしぼった後に残る“おから”にも、大豆の品種ごとの違いがしっかり出るんです。錦白大豆はふんわり軽く、クセのないやさしい味わい。青大豆あやみどりはほんのり緑がかっていて香り豊か。丹波黒はしっとり濃厚で、ほんのり甘みがありスイーツにも◎。おからは捨てずに、ぜひ味わってみてください。同じレシピでも使う大豆によって仕上がりが変わるのが楽しく、利き豆乳と合わせて「利きおから」もぜひ体験してみてくださいね。
利き豆乳で広がる楽しみ 素人なりのまとめ
色に引っ張られたせいか、見た目で「これはこういう味がするはず」と思い込んでしまっている自分に気づく楽しい体験でした。豆乳の味の違いをちゃんとわかるようになるには、何度もやってみないとだめだな、と感じました。でも、それもまた面白い!次は家族にも試してもらって、感想を比べてみたいです。
利き豆乳は単なる飲み比べだけでなく、家族や友人との会話のきっかけにもなります。「今日はどの豆乳でスムージーにする?」など、日々の食卓がもっと楽しく、ヘルシーになります。
また、豆乳を作ったあとのおからも料理に活用でき、フードロス削減にもつながります。
ではでは 感謝 感謝‼