どうして毎回炊き上がりがちがうのかなぁ?
水加減のポイントが知りたいなぁ
「雑穀米って体にいいと聞くけど、炊くと固くなったり、逆にべちゃべちゃしたりしてうまくいかない…」 そんな経験はありませんか?
実は、雑穀米の炊き方には“黄金バランス”があります。 白米と同じように炊いてもうまくいかないのは、雑穀の性質が違うからなんです。
この記事では、雑穀米をふっくら美味しく炊くためのコツと水加減のポイントを詳しく紹介します。
雑穀米が「固い」「べちゃべちゃ」になる原因
① 固くなる原因
雑穀米が固くなる主な理由は、吸水時間が足りないことです。 雑穀の中には、押し麦・黒米・ひえ・あわなど、水を吸いにくい種類が含まれています。 白米と一緒にすぐ炊いてしまうと、雑穀だけが芯の残ったような食感に。
解決法: 炊く前に30分~1時間ほど浸水させるのがおすすめです。 寒い季節は、やや長めに(1時間ほど)置くとよりふっくら仕上がります。
② べちゃべちゃになる原因
一方で、水を入れすぎると全体が柔らかくなり、粘りが出すぎてしまいます。 特に黒米や赤米は色が出やすく、水が多すぎるとベタついた仕上がりに。
解決法: 白米1合に対して、雑穀米20g+水50mlが黄金バランス。 雑穀の種類が多い場合でも、この目安でほとんど失敗しません。
失敗しない!黄金バランスの炊き方
【材料(2~3人分)】
- 白米:2合
- 雑穀米:40g
- 水:白米分(通常通り)+100ml
【手順】
- 白米を研ぐ
普段どおりに研ぎ、しっかり水を切ります。 - 雑穀を加える
雑穀米を加え、軽く混ぜましょう。乾燥タイプでも構いません。 - 水を加える
白米2合分の水+雑穀分の100mlを入れます。 (水が多すぎるとべちゃつくため、気持ち控えめでもOK) - 浸水させる
最低30分~1時間。夏場は30分、冬場は1時間を目安に。 - 炊飯スタート
通常モードでOK。雑穀モードがある炊飯器ならさらにふっくら。 - 蒸らしを忘れずに
炊き上がったら、すぐにかき混ぜず、10分ほど蒸らすことで水分が均一になります。
この方法なら、雑穀のぷちぷち感と白米のふっくら感が絶妙に合わさり、毎日でも食べたくなる仕上がりになります。
より美味しく仕上げる3つのコツ
① 炊く前に“雑穀を軽く洗う”
雑穀には、表面にぬかや粉がついていることがあります。
そのまま炊くと、においが残ったり、濁りが出て風味を損ねる原因に。
ザルに入れてサッと1回すすぐだけで、雑味が減り、香ばしさが引き立ちます。
② “ひとつまみの塩”を加える
炊飯時に塩をほんの少し(1合につきひとつまみ)加えると、
雑穀の甘みがぐっと引き立ち、味にまとまりが出ます。
これは和食の出汁と同じ原理で、ミネラルの多い雑穀には特におすすめです。
③ “蒸らし+ほぐし”で粒感を際立たせる
炊き上がったら、すぐに混ぜずに10分間の蒸らし時間をとりましょう。
そのあと底からさっくりと混ぜることで、余分な水分が飛び、
雑穀のぷちぷち感と白米のふんわり感がしっかり立ちます。
アレンジで楽しむ!雑穀米の食べ方
- 雑穀おにぎり:ごま塩や梅干しを混ぜるだけで香ばしく。
- 雑穀チャーハン:冷ご飯でも粒感が残り、噛みごたえ抜群。
- 雑穀おかゆ:胃腸に優しく、発酵食品(味噌・納豆)とも相性◎。
雑穀米は噛むほどに甘みが増し、腸内環境を整える食物繊維もたっぷり。 健康にも、美容にも嬉しい食材です。
おすすめの雑穀米
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もおすすめです。 1回分が小分けになっているので、失敗知らずで美味しい雑穀ごはんが楽しめます。
まとめ:黄金バランスで毎日おいしく
雑穀米が固い・べちゃべちゃするのは、水加減と浸水時間のバランスが崩れているだけ。 ちょっとしたコツを知るだけで、驚くほど美味しく炊けます。
黄金バランスの基本:
白米1合+雑穀米20g+水50ml
毎日の食卓に彩りと栄養を加える雑穀米。 ふっくら炊けた一膳で、あなたの“ごはん時間”がもっと豊かになります。


