どうして固まらなかったんだろう?
失敗しちゃったらもう捨てるしかないの?
手作り豆腐に挑戦したのに「全然固まらない…」「ドロドロのまま…」なんてこと、ありませんか?
実は私も最初の頃は何度も失敗しました。
原因はひとつじゃなくて、いくつかのポイントが重なっていることが多いんです。
今回は、私自身が試行錯誤しながら気づいた「固まらない原因と解決法」をまとめてみました。
豆腐が固まらない5つの原因と解決法
① 豆乳の濃度が薄い
最初にやらかしたのがこれです。
スーパーで買った調整豆乳で作ったら、見事に失敗…。
固形分(=たんぱく質)が少ないと、にがりを入れても固まらないんです。
ポイントは「無調整豆乳(固形分10%以上)」を選ぶこと。
私はパックの裏の表示をしっかり確認するようになってから、失敗が激減しました。
👉 詳しくはこちらの記事で書いています → 豆腐がうまく固まらない人へ|豆乳の濃度で成功する手作り豆腐のコツ
自宅で失敗なく豆腐を作るには、大豆の濃さがしっかりした豆乳を使うことがポイントです。私は【豆乳クラブ】を利用していて、国産大豆の豆乳が定期的に届くので、豆腐作りでも失敗が少なくなりました。オーダーメードの豆乳をあなたに♪【豆乳くらぶ】
② にがりの量や種類
次の壁は「にがり」。
入れすぎても苦くなるし、少なすぎても固まらない…。
私の場合、最初は「大さじ1くらいかな?」と適当に入れてしまい大失敗。
分離してザラザラの液体になってしまいました。
解決法は、豆乳100mlに対して小さじ1弱を目安に、少しずつ調整すること。
また、にがりにも「塩化マグネシウムタイプ」と「硫酸カルシウムタイプ」があるので、慣れるまでは同じ種類をリピートした方が安定しました。
③ 温度管理の失敗
固める温度もかなり大事です。
熱すぎると分離してしまい、冷ましすぎると固まりません。
私が成功したのは、80℃前後で保温しながら10分以上蒸らすやり方。
鍋のフタをして、タオルで包んで放置するだけでうまくいきました。
④ 混ぜ方が強すぎる
これも初心者あるある。
にがりを入れた瞬間に「よく混ぜなきゃ!」とガーッとかき混ぜてしまったんです。
結果は見事に分離…。
正解は、静かに1〜2回ほど混ぜるだけ。
「そっと寄り添う」くらいのイメージが大事でした。
⑤ 固める時間が足りない
最初の頃、私は待ちきれずに5分くらいで確認してしまっていました。
当然まだ固まっておらず、触って壊す→さらに固まらない…の悪循環。
コツは10分以上、できれば15分は手を出さないこと。
放っておく勇気が成功の秘訣でした。
固まらなかったときのリカバリー方法
どうしても固まらないときもあります。
そんな時は、捨てずにアレンジ!
- 温めて「豆乳スープ」に
- ザルで濾して「おから風」に
- ゼラチンを加えて「豆腐風」に
*私は固まらなかった豆腐をスープにリメイクしたら、意外と家族に好評でした。
ゼラチンで固める方法(豆腐風)

材料(2人分)
- 無調整豆乳 … 200ml
- にがり … 小さじ1弱(なくても可)
- 粉ゼラチン … 3g(板ゼラチンなら1.5枚)
- 水 … 大さじ2
作り方
- ゼラチンを水にふやかしておく。
- 豆乳(固まらなかった)を60〜70℃に温める。
- 火を止め、ふやかしたゼラチンを溶かす。
- 型や容器に入れて冷蔵庫で2〜3時間冷やす。
✅ メリット・デメリット
- メリット:失敗なく固まる/初心者でも簡単
- デメリット:「本物の豆腐」とは少し違う(ゼリー寄りの食感)けど◎
豆乳プリン

豆乳をゼラチンで固めたプリン:ふわトロでおすすめです!
*にがりが入っていません。
初心者でも成功する3ステップ
まとめると、初心者がまず意識すべきはこの3つです。
- 無調整豆乳(固形分10%以上)を選ぶ
- にがりは少量ずつ+静かに混ぜる
- 80℃前後で10分以上保温する
これを守るだけで、成功率がグッと上がります。
実際に作ってみた!失敗と成功の体験談
私の初めての手作り豆腐は、まさにドロドロの失敗作でした。
でも、豆乳の濃度と温度を見直したら、2回目にはちゃんと固まったんです。
「こんなに違うのか!」と感動したのを覚えています。
失敗も経験のうちなので、ぜひチャレンジしてみてください。
👉 体験談の詳しい記事はこちら → 豆乳から豆腐を作ってみた|失敗と成功から学んだ手作り豆腐のコツ
「今回紹介したコツを押さえれば、手作り豆腐はぐっと成功しやすくなります。さらに素材からこだわりたい方は、【豆乳クラブ】の定期便を使うのもおすすめ。国産大豆100%で安心、安全、濃い豆乳が届くので、豆腐や湯葉づくりにぴったりです。」
まとめ
- 豆腐が固まらない原因は「豆乳の濃度・にがり・温度・混ぜ方・時間」の5つ
- 成功のカギは「濃い豆乳+静かな混ぜ方+80℃で保温」
- 失敗してもリカバリーできるので安心して挑戦できる
手作り豆腐は失敗も含めて楽しい体験です。
次はぜひ「成功の味」を楽しんでみてください。
ではでは 感謝 感謝